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2026年8月28日、厚生労働省は、インフルエンザが全国的な流行シーズンに入ったと発表しました。
第34週(8月17日〜23日)の全国の定点医療機関からの報告数は4,094人、1医療機関当たり1.11人となり、流行開始の目安とされる「1.00」を上回りました。1999年の感染症法施行以降では、2009年に次いで2番目に早い流行入りです。
「インフルエンザは冬の病気」というイメージがありますが、今年はまだ8月です。
川崎市では全国より早く流行期に
川崎市では全国に先行して患者数が増え、8月12日には流行期に入ったことが発表されました。
8月17日〜23日の第34週には、市内の定点医療機関からの報告数が1医療機関当たり1.58人となっています。
神奈川県内でも同様の傾向がみられ、身近な地域でインフルエンザが流行していると考えてよい状況です。
発熱がなくても感染させる可能性があります
例年より早い時期から広がっている背景にはさまざまな要因が考えられますが、冷房下で換気が不十分になりやすいことも、その一因になっている可能性があります。
そして、気をつけたいのが、**「発熱がない=人にうつさない、ではない」**ということです。
インフルエンザは、症状がはっきり現れる前から周囲に感染させることがあります。だからこそ、流行期かどうかにかかわらず、日頃から感染が広がりにくい環境をつくっておくことが重要です。
基本的な感染対策を
インフルエンザは、咳やくしゃみなどによる飛沫や、空気中に漂う細かな粒子、ウイルスが付着した手などを介して広がります。
基本となるのは、
・手洗い
・咳エチケット
・換気
・体調管理
といった日常的な対策です。
特に夏場は冷房のため窓やドアを閉め切った状態が続き、換気がおろそかになりがちです。冷房を使う時期でも、室温に注意しながら外気を取り入れましょう。
当院では、感染リスクを低減するため、日常的に院内の換気を十分に行うとともに、診療中には口腔外バキュームなどを活用し、治療時に発生する飛沫やエアロゾルの拡散をできるだけ抑えるよう努めています。


歯科を受診予定の方へ
発熱や強い咳、のどの痛み、強い倦怠感などがある場合、通常の歯科治療であれば体調が回復してから受診した方がよいことがあります。ご予約が入っている場合も、無理に来院せず、まず当院へお電話ください。
一方で、強い歯の痛みや腫れなど急を要する症状がある場合には対応が必要になることもありますので、まずお電話でご相談ください。
今年はすでに流行が始まっています。「冬になってから気をつければよい」と考えず、今の時期から手洗い・咳エチケット・換気を意識しておきましょう。
参考資料
・厚生労働省「インフルエンザ発生状況」
・神奈川県「インフルエンザ情報」
・川崎市健康安全研究所「インフルエンザ発生状況」







