歯周病治療
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歯周病とは
歯周病とは、最近の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯肉や、歯を支える歯などがとけてしまう病気です。
厚生労働省の調査(2022年)では、国民の2人に1人がかかっていると指摘されています。
歯周病を悪化させるバイオフィルム
特徴
バリアとなって、薬剤や体内の免疫系が作用しにくい 歯にこびりついているので、ブラッシング等の機械的な力を与えないと除去が困難 内部で作られた毒素を歯根の表面等に停滞させ歯周病を引き起こす大切なのはセルフケアとプロフェッショナルケア
歯周病治療の成功は、如何にこのバイオフィルム(歯垢)を除去し歯周病菌を取り除くかにかかっています。
その為には、歯医者の力だけでなく患者さんの力も必要で、二人三脚で進めていく必要があります。が、実際のところ最も重要なのは患者さんの治したいという気持ちです。
セルフケア(患者さんがおこなう歯周病治療)
歯周病治療へのモチベーションを高める
歯周病治療へのモチベーションを高め維持してもらう患者さんが”歯周病を治そう!“という気持ちが一番大切です。毎日の正しい歯磨きや通院は、患者さんの意思によって可能となります。それがなければ、歯周病治療は成功しません。
毎日の正しい歯磨き
バイオフィルム(歯垢)を取り除くには毎日の正しい歯磨きが重要です。当院では、患者さんが正しい歯磨きが出来るようになるまで徹底的にサポートしていきます。
生活習慣と免疫力の向上
生活習慣の乱れによって免疫力が低下すると、歯周病も発症しやすくなります。禁煙、節酒、バランスのよい食事、十分な睡眠、適度の運動などをおこない、歯周病に打ち勝つ免疫力を養いましょう。
プロフェッショナルケア(歯科医院がおこなう歯周病治療)
検査・診断
歯周ポケットの深さを調べるプローピング検査、エックス線写真、歯の周囲の汚れの確認などから歯周病の診断を行います。
ブラッシング指導
毎日おこなうブラッシングは、歯周病治療の根幹をなすものです効果的なブラッシングをおこなえるよう、当院でサポートしていきます。
スケーリング・ルートプレーニング
器具を使って、ブラッシングでは落とせない歯にこびりついた歯石やバイオフィルムを除去します。
かみ合わせの調整
過剰な咬む力が歯に加わると、歯根を支えている組織にダメージが発生します。 そのような状態の歯には、かみ合わせの調整を行ったり、複数の歯を接着剤で固定して過剰な力がかからないようにして、歯周病が治りやすい環境を整えます。
抗菌剤の活用
基本的な治療方法でも改善方向に向かわないケースでは、歯周病菌(RedComplex特にP.g菌)に効用がある抗菌剤を服用しつつ、再度、念入りなスケーリング・ルートプレーニングを行っていきます。
レーザー治療
レーザー照射し、歯周病を殺菌していきます。殺菌効果の他にレーザーが商社された歯周組織は活性化され歯周病からの回復が早まります。
歯周外科手術(フラップ手術)
基本的な歯周病治療で治りが悪いケースではバイオフィルムの取り残しが考えられます。 その際は、歯肉を切り開いて徹底的に根の部分のバイオフィルムを取り除いていきます。
歯周組織再生療法
歯周病によって失われた歯を支えている組織を回復する治療法です。 スラップ手術して綺麗にした骨の欠損部に組織の再生を促す薬を塗布します。薬の作用により徐々に歯周組織が再生していきます。
痛みを軽減する取り組み
患者様が治療を受ける際の痛みを最小限に抑えることは,私たち歯科医院の大切な役割の一つです。
その為には、診療時間に余裕をもって治療することが重要です。岡本歯科医院では、以下のような取り組みを実施して、痛みを感じにくい治療を心掛けています。
麻酔を打つ箇所を乾燥させて二分間以上表面麻酔薬をおいておきます。麻酔薬をおいた箇所の感覚が鈍くなり、注射の針を刺したときの痛みを感じにくくなります。
麻酔液がゆっくりと一定のスピードで注入されるため注射時の痛みが軽減されます。
人間の体温37°C近くにあたためた麻酔液を使用した場合、体温とのズレがなくなり注射時の痛みが軽減されます。
歯科の現場で普及している針の中で最も細い35Gの麻酔針を使用しています。針が細ければ細いほど、針を刺したときの痛みは小さくなります。
駐車場あり 川崎市宮前区神木1-5-2