矯正歯科
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矯正歯科とは
矯正治療は、見た目の改善をするだけではなく、発音障害の改善、咬む機能の改善、歯の磨きやすさの改善等、色々な効果を患者さんにもたらしてくれます。
歯並びが悪いことで起こる問題
- 食事がうまくできない
- むし歯や歯周病(歯槽膿漏)になりやすくなる
- 発音が明瞭でなくなる
- 顎の関節に負担をかけることがある
子どもの矯正(小児矯正)
取り外せるもの、就寝時だけ使用するものなど、お子様の症状によって装置も様々な種類があります。
永久歯に生え変わるまでに治療を行うことで、症状を軽減し、抜歯や手術の可能性を低くすることができます。生えてきた永久歯に不安を感じたら、早めにご来院ください。
お子様の場合、成長する力を利用すれば、長期にわたって安定した治療効果を望めます。永久歯にうまく生え変わらせるための誘導的な治療も行っていますので、生え変わりの時期には一度受診することをお勧めします。
当院では、『低年齢のお子様であれば、ご家族が治療を受けさせてあげたいと思った時期』に、『ご自身で判断できる年齢の患者様であれば、患者様ご自身が治療をしたいと思った時期』の受診をおすすめします。
大人の矯正(成人矯正)
当院ではお子様だけでなく、成人矯正も手掛けております。矯正治療を始める年齢に遅すぎることは決してありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。 患者様のライフスタイルに合わせた治療方法を選択させて頂きます。
取り扱っている矯正歯科の種類
マルチファミリー
夜寝ている間と起きている時間の1~3時間使用することによって優しい力で歯並びを改善する装置です。
またお口の周囲の筋機能もトレーニングできるため、舌や唇を正しい位置へ誘導、口呼吸を改善する効果もあります。
おおよそ5歳~使用できるため、早期の段階で正しいかみ合わせを誘導できます。
メリット
- 悪習癖の改善
- 矯正よりも安価・痛みが少ない
デメリット
- 装着の自己管理が必要
- 装着時間の厳守
ムーシールド
ムーシールドは受け口(反対咬合)を改善する装置です。
(受け口とは下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせのことです)主に就寝時に専用マウスピースをつけることで、舌や口腔周囲筋の状態を整え、反対咬合を改善します。
咬み合わせが逆のまま成長すると、成長するにつれさらに反対咬合が悪化してしまう事もあります。当院では反対咬合の兆候が見られる場合には早期治療をお勧めしております。
ムーシールドは乳歯が全て生え揃う3歳くらいから治療を行えます。
メリット
- 3歳からの治療開始可能
- 痛みが少ない
- 取り外し可能で歯磨きしやすい
- テレビ視聴や睡眠時にも使用でき、負担軽減
- 通常の矯正治療より短期間で済むことも
- 従来の矯正治療に比べコストが低い
デメリット
- 大きな骨格問題がある場合には不適
- 年齢によっては使用が難しい
- 成長途中で元の状態に戻るリスク有
- 鼻呼吸ができない方には不向き
ワイヤー矯正
ブラケットと呼ばれる器具を歯に装着し、そこにワイヤーを通して、動かしたい方向に向かって歯に適切な力を加え、徐々に歯を移動させることで歯並びを良くするという矯正治療法です。
ワイヤー矯正の治療期間は非抜歯の場合、1年半~2年、抜歯が必要な場合は2年~2年半が目安となります。ただし、歯の移動速度には個人差があります。
また、矯正中には患者さんに顎と顎の間にゴムをかけてもらう必要があり、その協力度によっても治療期間が変わってきます。また、矯正治療後は歯が後戻りしないよう止めておく必要があります。後戻り防止装置を2年間使用します。
メリット
- 適応範囲が広い
- 良好な治療結果が得やすい
- マウスピース矯正より治療期間が短い
デメリット
- 装置が目立つ
- 食事がしにくい
- 装着時間は自己管理が必要
- 歯が磨きにくい
- 治療中痛みが伴う場合がある
- 金属アレルギーの方はNG
マウスピース矯正
マウスピースは患者様の歯にフィットするようにカスタムメイドされます。
治療段階毎にマウスピースを交換して、持続的にゆるやかな力をかけて歯を動かしていきます。
透明で薄いマウスピース型の装置のため、マウスピースの厚さは、0.762mmと薄く、装着していてもほとんどわかりません。
メリット
- 装置が目立たない
- お手入れがしやすく、虫歯や歯周病のリスク軽減
- ワイヤー矯正に比べて痛みや不快感が少ない
- 金属アレルギーがあっても使用可能
デメリット
- 大きく歯を動かす治療には不向き
- 治療期間が長め
- 本人の努力が治療結果に大きく影響
痛みを軽減する取り組み
患者様が治療を受ける際の痛みを最小限に抑えることは,私たち歯科医院の大切な役割の一つです。
その為には、診療時間に余裕をもって治療することが重要です。岡本歯科医院では、以下のような取り組みを実施して、痛みを感じにくい治療を心掛けています。
麻酔を打つ箇所を乾燥させて二分間以上表面麻酔薬をおいておきます。麻酔薬をおいた箇所の感覚が鈍くなり、注射の針を刺したときの痛みを感じにくくなります。
麻酔液がゆっくりと一定のスピードで注入されるため注射時の痛みが軽減されます。
人間の体温37°C近くにあたためた麻酔液を使用した場合、体温とのズレがなくなり注射時の痛みが軽減されます。
歯科の現場で普及している針の中で最も細い35Gの麻酔針を使用しています。針が細ければ細いほど、針を刺したときの痛みは小さくなります。
駐車場あり 川崎市宮前区神木1-5-2