金属アレルギー治療
- ホーム
- 金属アレルギー治療
金属アレルギーとは
虫歯治療で使われる銀歯や詰め物など、金属を口の中に入れることで顔・全身にアレルギー症状を発症することがあります。
金属から溶け出した金属イオンが口の粘膜や腸から吸収され、血液の循環によって全身に回るため、口内炎や舌炎など口腔内の症状だけでなく、背中・手足など全身に湿疹などの炎症があらわれることがあります。
歯科金属アレルギーの症状
- 口内炎がよくできる
- 舌がヒリヒリする
- 唇が赤く腫れ、ただれる
- 全身の色々な部位に発現
- 手のひらや足の裏に水膨れ
金属アレルギーを起こす金属
逆に起こしにくい金属は、金・銀・プラチナなどですが金・銀・プラチナでアレルギーになる人もいます。 これらの金属は、歯科治療において、詰め物・被せ物・入れ歯のばね、根管治療後の土台に使用されています。
金属アレルギー治療について
原因となっている金属を特定して、原因となる口腔内の金属を除去し、セラミックやプラスチックなどに変えます。
完治までに数ヶ月以上かかることが少なくないため定期的な通院が必要になります。
又、根の病気や歯周病が存在し、慢性的な炎症が口腔内に存在すると金属アレルギーが発症しやいといわれております。
検査で金属アレルギーの診断を受けた場合には、積極的な炎症除去治療を行うことをオススメします。
金属アレルギー診断
金属パッチテストや血液検査にて診断を行います。
医科(内科・皮膚等)にて正式な金属アレルギー診断書が発行された場合には、本来保険適応外の部位(奥歯等)にも保険内でプラスティックの詰め物や被せ物ができるようになります。
歯科金属アレルギーに気づかない人が多い
ネックレスやピアス等で発症する一般的な金属アレルギーとは異なり、歯科金属アレルギーは分かりやすい症状が発現しません。
大分昔に入れた銀歯が原因でアレルギー症状がおきることもあります。
お口の中に金属があり、長期間、原因不明の湿疹になやんでいる方は、歯科金属アレルギーを疑ってみてもよいかと思われます。
痛みを軽減する取り組み
患者様が治療を受ける際の痛みを最小限に抑えることは,私たち歯科医院の大切な役割の一つです。
その為には、診療時間に余裕をもって治療することが重要です。岡本歯科医院では、以下のような取り組みを実施して、痛みを感じにくい治療を心掛けています。
麻酔を打つ箇所を乾燥させて二分間以上表面麻酔薬をおいておきます。麻酔薬をおいた箇所の感覚が鈍くなり、注射の針を刺したときの痛みを感じにくくなります。
麻酔液がゆっくりと一定のスピードで注入されるため注射時の痛みが軽減されます。
人間の体温37°C近くにあたためた麻酔液を使用した場合、体温とのズレがなくなり注射時の痛みが軽減されます。
歯科の現場で普及している針の中で最も細い35Gの麻酔針を使用しています。針が細ければ細いほど、針を刺したときの痛みは小さくなります。
駐車場あり 川崎市宮前区神木1-5-2