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2026.05.15
お知らせ
根面むし歯を防ぐために歯科医院でできること〜セルフケアだけでは不十分な理由〜

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根面むし歯を防ぐためのセルフケアが重要です。

しかし実際には
セルフケアだけでは防ぎきれないケースも多くあります

その理由は、自分では気づけないリスクや、取りきれない汚れがあるためです。

そこで重要になるのが
歯科医院で行うプロフェッショナルケアです。

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歯科医院では“リスクの発見”を行います

歯科医院では、来院時に歯の根元(根面)を含めたお口全体の状態をチェック

・むし歯になっていないか、または進行していないか
・これからむし歯になりそうな部分はないか
・歯ぐきの状態はどうか
・むし歯が進行しやすい生活習慣がないか


 “今の状態”と“これからのリスク”の両方を確認します。

そのうえで
一人ひとりの状態に合わせて、最適な予防プランをご提案します。

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セルフケアでは落としきれない汚れがある

歯の形はとても複雑です。

どれだけ丁寧に磨いていても
完全に汚れを取りきることは難しいのが現実です。

歯ブラシ単独ではプラーク除去率は約60〜65%程度にとどまり、歯間ブラシやフロスを併用することで80%以上まで向上すると報告されています。ただし、それでも完全に取りきることは難しく、一定量は残存すると考えられています。【1–3】

奥歯は前歯に比べて構造的に磨きにくく、プラークが残りやすくなります。
そのため歯科医院では

専門の機器を使って磨き残しとして残ったプラークを除去します。

さらに、プラークが硬くなってできた歯石や、歯ブラシでは落とせない着色も除去します。

セルフケアでは取りきれない部分を補うのが、プロフェッショナルケアの役割です。

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歯科医院でしか使えないフッ素を活用する

歯科医院では高濃度のフッ素を歯に直接塗布することができます

一般的な歯みがき粉(約1000〜1500ppm)と比べて、
約9000ppmのフッ素を用いることで、むし歯になりにくい状態をつくります。

むし歯リスクが高い場合には
 22,500ppmの高濃度フッ素を使用することもあります。3〜6ヶ月ごとの塗布で、根面むし歯の発生を約半分に抑えることが期待できます【4】。

特に

根面は歯冠部と比べてフッ素の取り込み量が少ないため、高濃度フッ素の利用が重要です

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むし歯の進行を抑える治療(フッ化ジアンミン銀)

さらに、必要に応じて

むし歯の進行を抑える薬(フッ化ジアンミン銀)を使用することもあります

この薬は

・むし歯の進行を抑える
・細菌の働きを抑える
・プラークの付着を抑える

年1回の塗布で根面むし歯の発生を約70%抑えることが期待できます【5】。

といった効果があります。

ただし

塗布部位が黒く変色するため、見た目への配慮が必要です。

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本当に予防できる人の共通点

根面むし歯をしっかり防げている方は

セルフケア+プロフェッショナルケア

この2つを継続しています

どちらか一方だけでは不十分です。

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まとめ

根面むし歯を防ぐためには

自分でのセルフケア
歯科医院での定期的なチェック
専門的なクリーニングとフッ素応用

この組み合わせが重要です。

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ご相談について

「ちゃんとケアしているのに不安」
「根面むし歯ができていないか心配」

そんな方は、一度、現在の状態を確認してみませんか?

岡本歯科医院では

・根面むし歯のチェック
・リスク評価
・フッ素応用
・セルフケアの見直し

まで行っています

早めのチェックが、歯を長く守ることにつながります。

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【参考文献】
1.Ash MM Jr, Gitlin BN, Smith WA. Correlation between plaque and gingivitis. J Periodontol. 1964.

2.Axelsson P, Lindhe J. The significance of maintenance care in the treatment of periodontal disease. J Clin Periodontol. 1981.

3.Sambunjak D, Nickerson JW, Poklepovic T, et al. Flossing for the management of periodontal diseases and dental caries in adults. Cochrane Database Syst Rev. 2011.

4Ekstrand KR, Montignon S, Pedersen PH. Development and evaluation of two root caries controlling programmes for home-based frail people older than 75 years. Gerodontology. 2008; 25(2): 67–75.

5.Tan HP, Lo ECM, Dyson JE, Luo Y, Corbet EF. 
“A randomized trial on root caries prevention in elders.” Journal of Dental Research. 2010

診療時間

※最終受付は診療時間の30分前(予約制)です


駐車場あり 川崎市宮前区神木1-5-2

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