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歯が痛いと、授業に集中できなかったり、宿題が手につかなかったりすることがあります。
実際に、歯の健康状態と学業成績との関連を示した研究が報告されています。
アメリカの研究では、歯痛のある子どもは、歯痛のない子どもに比べて「成績が低い」と評価される割合が約4倍高かったと報告されています¹。
ただし、この研究は歯痛が成績低下の原因であることを証明したものではありません。歯痛と成績に関連があったことを示した研究です。
注目すべき点は、この研究の対象が経済的に不利な環境にある子どもたちだったことです。

歯痛だけが問題ではないかもしれません
研究だけでは理由はわかりませんが、例えば次のような背景も考えられます。
経済的な負担が大きい
↓
歯科受診をためらう
↓
むし歯や歯痛が続く
↓
授業や勉強に集中しにくくなる
↓
成績に影響する
つまり、歯の痛みだけが問題なのではなく、その背景にある生活環境や経済的な事情が関係している可能性があります。
痛くなる前の予防が大切
実際の診療でも、学校歯科健診でむし歯を指摘されたまま受診が遅れ、痛みが出てから来院されるお子さんを時々見かけます。
むし歯は、できてから治療するよりも、できないように予防する方が負担は少なくなります。
むし歯予防には、毎日の食習慣、歯磨きの習慣、そしてフッ素の活用が欠かせません。特にフッ素入り歯磨き粉は、家庭でできる予防の中心になります。
岡本歯科医院では、生活習慣のアドバイスやブラッシング指導、フッ素入り歯磨き粉の使い方をご説明しています。また、お子さんのむし歯リスクに応じて、フッ化物応用を含めた予防方法をご提案しています。
なお、川崎市では子どもの保険診療にかかる自己負担を軽減する小児医療費助成制度があり、歯科受診も対象となっています。詳しくは川崎市公式サイトをご確認ください。
制度は変更されることがあるため、詳細は公式サイトをご確認ください
「痛くなってから受診する」ではなく、「痛くならないために受診する」。
お子さんのお口の健康について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
参考文献
Seirawan H, Faust S, Mulligan R. The impact of oral health on the academic performance of disadvantaged children. Am J Public Health. 2012;102(9):1729-1734.







