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2026.04.27
お口の健康
見逃しやすい根面むし歯|歯の根元にみられる変化
歯ぐきが下がって歯の根元が露出すると、根面むし歯ができやすくなります。
根面むし歯は、黒い穴として現れるとは限らず、初期には色や手触りが少し変わる程度です。痛みがないまま進むこともあるため、自分では気づきにくいむし歯です。
このような変化はありませんか
・冷たいものや甘いものがしみる
・歯と歯ぐきの境目がざらつく
・歯の根元が白色、黄色、茶色に変化している
・歯ぐきが下がり、歯が長く見える
・歯ブラシが当たると違和感がある
・デンタルフロスが引っかかる
・詰め物や被せ物の周囲が気になる
これらは知覚過敏、歯石、歯の摩耗、詰め物の段差などでもみられます。症状だけでは判断できないため、気になる変化が続く場合は歯科医院で確認が必要です。
なぜ根面はむし歯になりやすいのでしょうか
歯の根の表面は、歯冠部を覆うエナメル質よりも酸に弱い象牙質やセメント質で構成されています。
そのため、歯ぐきが下がって根面が露出すると、歯冠部よりもむし歯が進みやすくなります。
特に、次のような人は注意が必要です。
・歯ぐきが下がっている
・口が乾きやすい
・降圧薬など、口の乾燥を起こしやすい薬を服用している
・入れ歯を使用している
・歯みがきが難しい部分がある
進行すると歯が欠けることがあります
根面むし歯は、歯の根元に沿って横方向に広がることがあります。
進行すると歯質が弱くなり、歯が欠けたり折れたりする原因になります。むし歯が神経まで達した場合には、根管治療が必要になることもあります。
短期間で一気に進行するのが根面むし歯の特徴です。

初期であれば進行を抑えられる可能性があります
歯の表面に穴が開いていない初期の根面むし歯では、フッ化物の使用、歯みがき方法の改善、食生活や口腔乾燥への対応によって、進行を抑えられる場合があります。
一方、すでに歯の表面が崩れている場合は、詰め物などの治療が必要です。
歯の根元の色や手触りに変化を感じた場合は、痛みがなくても早めに歯科医院で確認しましょう。
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