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2026.05.27
お口の健康
口腔がんは早期発見で変わる。"小さなサイン"を見逃さないために

口腔がんは、早期に発見できれば90%以上の生存率が報告されています。

しかし発見が遅れるほど、その数字は大きく下がっていきます。

決して珍しいがんではなく、毎年約21,000人以上が口腔・咽頭がんと診断され、

命を落とす人が7,000人を超えています。【1】

それでも「まさか自分が」と思う方がほとんどではないでしょうか。


早期発見で、これだけ変わる

口腔がんの5年生存率は60〜80%といわれています。

しかし初期がんの段階で発見・治療できれば、90%以上の生存率も報告されています。

逆に発見が遅れるほど、治療は大がかりになり、生存率も大きく下がります。

この差が、早期発見の重要性を物語っています。【1】


「これは様子見でいいのか」——その判断が難しい

お口の中に気になる変化はありませんか。

次のような症状は、注意が必要なサインのことがあります。【1】

  • 白い部分
  • 赤い部分
  • しこりや腫れ
  • 2週間以上治らない口内炎
  • 原因のはっきりしない出血
  • 入れ歯が急に合わなくなった
  • 原因不明の歯のぐらつき

こういった変化は、見た目だけでは判断が難しく、

自分では気づきにくいことも少なくありません。

明らかに怪しい病変であれば、専門医療機関に直接ご紹介します。

でも実際の診療では、「要観察だけど、専門機関を受診するほどかどうか…」

というグレーゾーンのケースも少なくありません。

そうしたときに、もう少し情報があれば判断しやすいと感じたこと。

また、通常の定期検診の一環として当院で調べられたら——

そのため当院では細胞診(擦過塗抹法)を取り入れています。


細胞診とは——痛くない、いつもの診療の中で

お口の気になる部分を専用ブラシでやさしく擦り、細胞を採取します。

採取した細胞は専門の検査機関に送り、経験豊富な専門家が顕微鏡で詳しく診断します。

痛みはほとんどありません。注射や切除は不要です。

通常の診療の流れの中で受けられますので、わざわざ大きな病院に行く必要がなく、

時間的な負担も少なく済みます。


気になったら、まず相談してください

「大げさかな」「口内炎だろう」——そう思って様子を見ているうちに、

変化に気づきにくくなることがあります。

痛みがない早期の段階では、ご自身では判断が難しいことも少なくありません。

気になるサインがあれば、一度状態を確認することも一つの方法です。

参考文献

1.財団法人がん研究振興財団「がんとどう向き合うか 口腔がん」/口腔がん撲滅委員会「口腔がん死亡率の現状」https://www.fpcr.or.jp/pdf/p21/oral.pdf


診療時間

※最終受付は診療時間の30分前(予約制)です


駐車場あり 川崎市宮前区神木1-5-2

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